お仕事をしているママにとって、仕事復帰に避けては通れないのが「保育園に入れるか」という問題ですよね。
仕事を辞めない限りは保育園に預けなければいけません。
でも周囲から「0歳から保育園に預けるのはかわいそう」と言われたり、泣いている子供を預けてまで仕事復帰するべきか…など悩みはつきませんよね。
しかし、0歳で保育園に入れることはデメリットばかりではなく、他の子供や保育士から良い刺激を受けるなとのメリットもあります!
この記事では、0歳で保育園に入れるメリットや、0歳で保育園に入れて後悔するのはどんな時かを紹介していきます。
保育園に入れるメリットを考えよう
0歳で保育園に入れることに対して、「こんなに小さいのに…」と不安な気持ちになることもありますよね。
しかし保育園に預けないのなら仕事を辞めるしかない、仕事を辞めると金銭的に厳しい、などの問題が…。
そんな時は、保育園に預けることのネガティブな面だけに注目するのではなく、ポジティブな面にも注目してみてはいかがでしょうか。
0歳で保育園に預けることで、家では経験できないことを経験できたり、周りの子供に良い刺激をもらえたりするというメリットがあります。
周りからかわいがってもらえる
わが子はまだ保育園に預けていませんが、妹は0歳で子供を預けました。
マイペースな子であまり参考になる話がないので、友人の話をご紹介しますね。
0歳児ではありませんが、友人の子供は3月末に生まれ、いわゆる早生まれでした。
周りの子供よりも一回り小さく、周りの子供がぺちゃくちゃと話しているときにまだ1語文程度しか話せないという状態。
4、5月生まれの子供たちとは、ほぼ1歳違いのようなものです。
そのことを友人はとても心配していましたが、同じクラスの子供たちに「可愛い可愛い」と頭をなでてもらっていると保育士さんに教えられ、ほっとしたそうです。
たしかに妹も、保育士さんや他の園児たちがとても可愛がってくれる、と言ってました。
周りの子供から良い影響を受ける
また、自分のできないことを回りのクラスの子供たちができるので、それに一生懸命ついていこうとするんですね。
すると、それまでのんびりだった子供が、毎日毎日できることが増えていきます。
親である友人も、自分たち夫婦だけで育てていた時よりも成長が早く驚いたそうです。
このように、たくさんの子供と接することでたくさんの刺激を受けて帰ってきたことで「保育園に預けてよかった」と話してくれました。
同じように、0歳児で預けることによって、1歳以上、または3歳以上になってから預けられる子供よりも早く、周囲からの刺激を受けることができるのです。
もちろん、周りの園児だけでなく、保育士さんからも多くのことを学ぶでしょう。
兄や姉のいない子にもメリット大
子供は0歳児であっても周りをよく見ています。
早く預けることで、このようなメリットがあるのです。
特に、兄や姉のいない子供の場合は、普段「他の子供と接する」という経験はあまりできないもの。
使い方を知らないおもちゃでの遊び方や言葉について、たくさんの刺激をもらってくることができるのです。
保育園に入れて後悔する理由は?
では逆に、保育園に預けて後悔する理由には、どのようなものがあるのでしょうか。
0歳で保育園に入れることで後悔しているママの声で多いのは「成長を自分の目で見ることができない」「一緒にいる時間が取れない」というものです。
仕事をしている時間に子供を見ることができないことで、気づいたら成長しているという寂しさがあるんですね。
また、保育園に預けると病気をしやすくなる、という悩みを持つママも多いようです。
しかし先ほどお伝えしたように、子供は保育園で周りに刺激を受けてたくさんのいい経験をしてきます。
良い面に目を向けて、解決策を考えてみましょう。
保育園に入れて後悔しないための解決策は?
先ほど挙げた「成長を自分の目で見ることができない」「一緒にいる時間が取れない」「病気をしやすくなる」という不安を解決する方法をご紹介します。
子供の成長を楽しみにする
保育士さんから「今日一人で歩けたんですよ」と言われて、「初めてを見ることができなかった…」と落ち込むのではなく、「私も早く見たい!」と楽しみにしましょう!
もし自分の見ていない間にできるようになったことを家で発見すれば、それが初めてのことであるようにたくさん喜んであげればいいのです。
親として見るのはそれが初めてなことに間違いないので、それでいいのではないでしょうか。
子供との時間を大切にする
週末など子供と一緒に過ごせる時間は、目いっぱい子供のために時間を使ってあげましょう!
仕事のことを忘れ、スマホは最低限しか使用せず、可能な限りの時間を子供に向けてあげましょう。
0歳で保育園に預けると、一緒にいられる時間は確かに減ります。
一緒に過ごす時間は、子供にとっても有意義な時間だと考えましょう。
免疫力がつく、とプラスに考える
最後に、保育園に預けると病気をしやすくなるという悩みについて。
たしかに、甥もたびたび熱を出していました(0歳の時は少なかった気がします)。
確かに体調を崩すことはかわいそうですが、そのおかげで子供には免疫力がつくと考えることができます。
あまりにも無菌状態での育児は、急に大きな病気をすることがあるとも言われています。
消毒などできる限りの対策を行ってもかかってしまう病気は仕方がないものと考え、一生懸命看病をしてあげましょう。
何度も病気をすることで免疫力がつき、だんだんと回復も早くなる子供が多いのです。
0歳から保育園って後悔する? まとめ
子供を可愛いと思っていれば、その分「0歳児で保育園に預けるのはかわいそう」と考えてしまいがちです。
しかし、0歳から保育園に入れることは悪いことばかりではなく、今回挙げた内容以外にもメリットはあるでしょう。
ずっと一緒にいるとつい当たってしまうけど、保育園があることで助かったりもしますね。
保育園に預けるデメリットは、考え方ひとつで解決できるものも多いのです。
もちろん「0歳から保育園に預けたほうがよい」と断言するわけではありません。
「後悔しそう」というネガティブな面だけを見るのではなく、ポジティブな面にも目を向け、0歳児で保育園に預けるかどうかをじっくり考えてみてはいかがでしょうか。