カレールーを使って家庭で簡単に作れるカレーライス。
特に料理の初心者に人気ですが、どのように野菜を切り、どの順番で調理すれば良いのか迷うかもしれません。
カレーの野菜の切り方は以下の通りです。
- 玉ねぎ…じっくり炒めるなら薄切り、具材としてなら一口大もおすすめ
- 人参…一口大かいちょう切り(好みでOK)
- じゃがいも…大きめの一口大
これが正解!というのはありませんが、自炊デビューや料理初心者の方々が、野菜の切り方や炒め方の小ワザを覚えることで、より一層美味しいカレーライスを作ることができるでしょう。
カレーの玉ねぎの切り方
カレー用の玉ねぎは、薄切りにする方法と、ざっくりと一口大に切る方法があります。
時間があれば、薄切りの玉ねぎをじっくりと焦がさないように炒めることで、その甘みが引き出され、カレーの味わいがより豊かになります。
この工程はカレーの風味に大きな違いをもたらすので、時間が許すときにはぜひ試してみてください。
炒め玉ねぎとは別に、大きめに切った玉ねぎを具材として加えてもおいしいです。
カレーのにんじんの切り方は2種類
カレーに入れるにんじんには「乱切り」と「いちょう切り」の2種類の方法があります、
乱切りはにんじんを斜めにカットしながら回転させて一口大にし、いちょう切りはにんじんを縦半分にして薄くスライスします。
大きめごろごろ野菜がよいか、小さめで目立たない方がよいか、家族の好みに合わせて決めるとよいでしょう。
ちなみに、私はいちょう切りが好みです。
両方の方法を使い分け、子供向けと大人向けににんじんを分けてもいいですね。
忙しいときには、火の通りが良いいちょう切りが便利です。
大きなにんじんが好みの場合は、乱切りにして電子レンジで加熱し、柔らかくしてから使用する方法もあります。
カレーのじゃがいもは煮崩れやすいので大きめに
じゃがいもは大きめにカットすることをお勧めします。
我が家ではじゃがいもを半分に切り、さらに十字にカットして一口大にします。
カレーを煮込むうちにじゃがいもは小さくなるので、思っているよりも少し大きめに切るのがポイントです。
同じ品種のじゃがいもでも煮崩れてしまう時があるので、完璧な大きさを見極めるのは難しいです。
時間がないときは、少し小さめの一口大カットがおすすめです。
カレー作りでの肉と野菜の効果的な炒め方
カレー作りでは「肉と野菜を炒める」という指示が一般的ですが、もっと美味しいカレーを作るためにはちょっとした工夫が必要です。
肉を先に炒める
まず、カレーの調理を始める際には肉から炒めることが肝心です。
肉を先に炒めることで、その特有の臭みを取り除くことができます。
肉と野菜を同時に炒めてしまうと、肉が十分に炒まらないまま水を加えることになり、結果として臭みが残ってしまうことがあります。
先に肉に火を通すことで、カレーの風味を保つことができます。
野菜は玉ねぎから炒める
肉を十分に炒めた後、次に野菜を加えます。
最初に加えるのはたまねぎです。
たまねぎは炒めることで甘みが引き出されるので、最初に加えるのがポイントです。
たまねぎが透明になり、柔らかくなったら、次ににんじんを入れます。
にんじんは油で炒めることで栄養価が高まるため、油との相性が良いんです。
しっかりと炒めることで、
にんじんに均等に油が行き渡ります。
最後にじゃがいもを加えます。
じゃがいもは炒めることで煮崩れしにくくなります。
完全に崩れることは防げません。
じゃがいもを別で茹でてから、最後に加える方法を採用している人もいます。
カレーに水を加える時の注意点
肉と野菜をきちんと炒めたら、水を加える段階に入ります。
この時、注意すべき点は、蓋をするかしないかによって必要な水の量が変わることです。
そのため、カレールゥの箱に書かれている指示に従って水の量を調整するのが良いでしょう。
※先日、テレビで見たのですが、ルーの箱に書いてある分量は蓋をしない場合とのことでした
また、カレーライスを少ない量で作る場合は、水の量を単純に半分にするわけではなく、水分の蒸発量を考慮する必要があるかもしれません。
様子を見ながら調整してくださいね。
まとめ
カレーの野菜の基本的な切り方は以下の通りです。
- 玉ねぎ…じっくり炒めるなら薄切り、具材としてなら一口大もおすすめ
- 人参…一口大かいちょう切り(好みでOK)
- じゃがいも…大きめの一口大
具材の切り方に「正しい」や「間違った」方法はなく、大事なのは、その切り方がどうして良いのかを少し知っておき、それを踏まえて自分の好みに合う方法を見つけることです。
カレーライスの特徴の一つは、家庭によって異なる具材の使い方や切り方にあります。
例えば、じゃがいもを使う家庭もあれば使わない家庭もあります。
それぞれの家庭のスタイルがカレーライスに反映されます。
自分だけの味わい深いカレーライスを作る喜びをぜひ体験してください。